サステナビリティとは、広く環境・社会・経済の観点から、世の中を持続可能に発展させていこうとする考え方です。近年よく耳にするようになったSDGs(Sustainable Development
Goals)は、2030年に向けて世界が持続可能に発展していくためのあるべき姿(ゴール)を形にしたものです。
SDGsを達成するためには、解決すべき複雑に絡んだ社会課題が存在し、多様なアクター(国・自治体・企業・NPOやNGO・個人など)の参画が求められています。
SDGsには、多くの事業機会やリスクが示されており、取り組まないことが大きなデメリットになると言われているため、企業の参画が急増しています。しかし、世界規模のスケールで示されるSDGsに、企業が具体的に取り組むには、ノウハウが必要となってきます。
弊社では、SDGsを核として、事業活動を通じて社会課題の解決を目指すお客様を支援するためのコンサルティングサービスを展開しております。
気候変動 近年、気象現象の激甚化が進んでおり、豪雨や台風、記録的な猛暑などが頻発する状況になってきています。こうした状況に対して、パリ協定で掲げられた2℃目標に向けて、グローバル企業を中心にSBT(Science Based Targets)やRE100などにコミットする企業も増えてきており、脱炭素社会に向けて取組みが広がってきています。また、気候非常事態宣言を宣言し、気候変動対策に取り組む自治体や団体も徐々に増えてきています。
生物多様性の保全 生物多様性とは、多様な生き物が相互に関連しあっている状態のことを指します。近年、人間の活動により、生き物の絶滅スピードが加速していると言われています。主要な原因としては、自然資源の過剰な利用や、気候変動などが挙げられます。そのため、企業も持続可能な自然資源の調達(例えば木材・紙や水産資源、パーム油など)や、脱炭素による気候変動対策に取り組むことが求められています。
エシカル消費 エシカル消費とは、消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと(消費者庁ホームページより)と定義されています。例えば、認証ラベル(RSPO認証、FSC森林認証等)の付いた商品を選ぶ、リサイクル素材を使用した商品を選ぶ、地産地消をするなどの手段により、個人個人が消費活動を通じて地球環境を守ることができます。